東洋紡、薬用植物の栽培研究スタート富山大と提携、安定生産目指す

東洋紡、薬用植物の栽培研究スタート富山大と提携、安定生産目指す

ケボライト

2017/07/1420:12

産経ニュース

201771418:39

東洋紡は14日、富山大学富山市と提携し、植物工場で薬用植物の栽培研究を始めたと発表した。健康食品や化粧品向けの需要が高まっており、葉や根から抽出した成分の販売事業などにつなげる。2年後に栽培技術の確立を目指す。

農業資材の開発拠点として、東洋紡が平成27年から運用していた富山県射水市の工場を活用。富山大は薬学部の研究施設である薬用植物園での栽培ノウハウを提供。天候条件に左右されない植物工場で育て、安定生産できるようにする。

薬用植物は生産農家が少なく、国内自給率は1割程度に過ぎない。最大の輸入相手国の中国も多くが野生植物で天候不順や乱獲で供給量や品質が安定せず、価格高騰が進んでいる東洋紡という。

研究は便秘薬に使われ、比較的育てやすいホソバセンナから着手し今後、健康食品向けの根菜類にも対象を広げる。